2012年9月28日金曜日

<本庄宇治>蕎麦畑

今、蕎麦畑では一面蕎麦の花が咲いています。

真っ白で、可愛らしい花。

小さい頃、ミゾソバの花が好きで、母に

「蕎麦に花が似とるで『ミゾソバ』なんだで」

と教えてもらい、

大きくなってから蕎麦の花を見て、あ、ほんまにミゾソバにそっくり・・

と納得したものでした。



このあたりでは、大原や峠などでも白い蕎麦の花が見られます。


それにしても、よくあの小さな蕎麦の実を集め、粉にしてお蕎麦にしようと思うもんです。

このままがさがさと葉や茎を食べるならいざ知らず、

この小さな花の後につける実を、また皮をむいて粉にするのですよ。

手間がかかる、いわば非効率的な、

しかしそこに美味しさを求める、生産者の思いがあるわけです。

素晴らしい食文化の一つだと私は思います。


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