2012年9月2日日曜日

<大原>実るほど・・

暑い日が続きますが、植物は秋の訪れをちゃんと知っているんですね。

伊根町でも稲が黄色に色づいてきて、早いところではもう刈り取りを行っておられます。


宮津方面から来ると一番最後のトンネルを越えて少し行くと、大原という地区があります。

谷あいにある小さな集落で、集落の中心部は稲作の田んぼなどが広がっています。


今年も一面、よく実っています。



心配していた大風や大雨もなく、

日照りが続いて水不足も心配でしたがなんとか大丈夫だったようです。


稲穂が実ると、いつも

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」の句を思い出します。

なんだか頭が上がらなくて、その稲穂よりも深くお辞儀したくなります。

大原の稲穂も深々と頭を垂れています。

来週あたりには刈り取りかな。






水田は季節ごとにいろんな表情を見せてくれます。

秋の実りの黄金色も好きですし、

「一点の いつわりもなき 青田かな」の、青い苗がすっと揃う時期も好きです。

稲の花がちろちろ見える時期の、稲の花の匂いも好きですし、

代掻きが終わって水を張った田んぼに映る空の色はとても綺麗です。


この空の色は、私が知っている限りでは本庄地区の景色が一番好きなので、また来年upしたいと思います。

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