2014年7月1日火曜日

あぜ道にモジズリソウ

毎日同じ道を歩けば、日々の変化に気づかされます。

普段と違う道を歩けば、また違う世界に気づかされます。


いつも歩く散歩道を歩いた後、少しいつもと違う道を歩いてみました。

見つけたのはモジズリソウ。

ネジバナとも言いますね。

くるくるのお花が可愛いです。

小学校のグラウンドの端にたくさん生えていて、よく摘んだものです。

ラン科の植物なのだとか。


モジズリソウといえば、小倉百人一首で有名な

「みちのくの しのぶもじずり誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」

の句を思い出します。

河原左大臣(源融)ですね。うまいこというもんです。


この句から陸奥(みちのく)の信夫(しのぶ)もじずりという染物を知りました。

陸奥にはいろんな模様のある捩(もじ)れた石がたくさんあり、

そこに草花を置き、その上に布を置いて、石でたたいて色を染めるという染め方なのだそうです。

源融は陸奥に滞留し、1人の女性に出会ったとか。

その成就しなかった恋のうたなのですね。



子どもの頃よく摘んだネジバナが、大きくなってからもいろいろ世界を広げてくれます。


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