2013年1月14日月曜日

時の流れ・・変わっていくもの、変わらないもの

気温は低くなかったので、今日はほぼ一日雨でした。

波は高く、白波が立っていたり、岩に波がぶつかって垂直に水の柱を上げていたりしました。

でも夕方は少し雨が上がっていた時間があったので、海岸線を走ってきました。


この海岸沿いの道は、小さい頃は遊んだり、散歩に連れていってもらったりした道です。

中・高の頃はいつも走っていた道。


その道縁に、私が勝手に命名した岩があります。

そこから海がよく見え、辛いときや悩んだときはよくここへ来て、その岩の上で海を眺めていました。

足元でもなく、遠くでもなく、どーっと常に響いている海鳴りの中に身を置いて海を見ていると、

自分の悩みがとてもちっぽけに思えてきたり、

なぜか悲しみが吸い取られたような気がしたりして、

家へ向かって足を運べるのです。

海が心の中をゆっくり全て受け取ってくれ、「もういいよ、お帰り」と言って背中を押してくれるように。


今日またあの岩に座ってみると、

足元の崖から生えている木々が伸びて、海はあまり見えなくなっていました。

でも、そこにはずっと変わらない大きな海がありました。

自分の本当の思いを見つめたいときは、今もここに来ます。

きっとこれからも。

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