今日は3月11日、東日本大震災から2年が経ちます。
私はあの日、何気ないいつもの生活を送っていて、
ちょうどその時刻は、仕事中だったけど少し楽しい出来事があって、
そしてその夕方、大きな地震があったことを知りました。
あの日のことはよく覚えています。
テレビで流れる映像が嘘のようで、その惨状は日に日に明らかになっていきました。
そして、原発の事故。
家族や友達、たくさんの知人を失くしたり、
家や農地などあらゆる物を流されたり、
原発事故で故郷に住めなくなったりした方々・・
今も、言葉では言い表せないほど、また私などが軽々しく言葉で表すことができないほどの、
悲しく、苦しく、辛い思いをして生きておられる方がたくさんいます。
言うまでもなく、それは日本中、世界中の人も、今も胸を痛めておられることでしょう。
今日は地震から2年の日、
いろんなところで「3.11を忘れない」という言葉を見ました。
でも、忘れないだけでいいのでしょうか。
「忘れない」というのは、1分1秒絶え間なく震災のことを考えろということではなく、
3.11を経て私たちはどう生きていくかということだと思います。
例えば、原発30km圏内にある伊根町、
伊根町だけでなく日本中に原発はあり、そんな中に日本国民は生活しています。
伊根町で農業、漁業ができなくなったら?
みんなが、故郷を追われることになってしまったら?
ほかにも、家族、友達、親戚、知り合い、同僚・・
本当にたくさんの人と関わりあって生きている私たち、
それが当たり前のように毎日暮らしていますが、それがどれほど幸せなことか。
ほかにもいろいろ考えることはありますが、では、私たちはどうやって生きていけばよいのか。
勿論、人それぞれ考え方があります。
一人ひとりが考え、意見を出し合って、
どうやって生きていけばよいか真剣になることが大切なのでは、と思います。
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